子育てグッズから学んだ視覚情報の素晴らしさ
こんにちは☀️
もしかしたらこんばんは🌕
あきる野市にあります生活介護笑スリーの伊能です♪
先日娘が人生初めての誕生日を迎え、1歳になりました♪
・初めてのプレゼント
・初めてのケーキ
ローソクを見て少し不安な顔をするも、ケーキを食べ始めると夢中になっている姿が印象的でした🍰👶
これからも、そばで娘の成長を見守りたいと思います✨
それでは本題に入ります!
今回は子育ての中で感じた、視覚情報の素晴らしさを報告させていただきたいと思います!
⭐️その前に視覚情報って?
生活介護 笑スリーでは重度の知的障害を抱えた主に自閉症の方の支援を日々おこなっております。
笑スリーでは自閉症支援において、目で見た情報から物事を把握できる傾向にある特性を活かした支援を積極的に取り入れています。
視覚情報を活用することのメリットをお話しさせていただく前に今回は…
①私の育児のとある経験談
②その経験談と重なる体験利用者様のとあるエピソードのお話をさせていただきます♪
⭐️熱いと色が変わるスプーン
娘にご飯をあげるのは大体が妻で、任せっきりな私…。
不慣れな上に心配性な伊能が、稀に離乳食をあげる時『これ熱くないかなぁ?』と毎回妻に確認する始末…。
痺れを切らした妻から与えられた、神的スプーン✨
それがこちら!
→このスプーンを使うようになったことで、食べて平気かどうかを、自分で確認できるようになり、一歩パパ自立しました。(笑)
利用者様の支援でも、似たような出来事が…
⭐️昼食の時だけすごく確認に来る利用者様
お昼の時間になると、次は何をするのか仕切りに職員に確認する体験の利用者さんがいました。
・ご飯食べる?・薬飲む?・歯磨きする?などなど、自分が今何をすれば良いのか?がわからなくて不安な様子。
一つずつ何をするか単語で伝えたら応じられるのですが、次の日も確認にこられました🤔
他の場面では確認に来ることがないんだよなぁ。
なんでだろう?
⭐️環境の見直し
こちらが体験利用者様の席です。
そして、こちらが食事の時の席です。
なにがちがうでしょう??
→ズバリ、正面にスケジュールが貼られていないでしょう♪👓
お昼の時間も、やることが食堂でたくさんあったんですよねぇ(^_^;)
・食事・歯磨き・服薬
この手順がなかなか覚えられなくて、聞いてこられるのかな?と言ったところで、翌日食席に専用のスケジュールを設置してみました。
それがこちら↓
①たべる
②はみがき
③くすり
④おしまい
このような形でやることを見える化してみました。昼食の流れを、スケジュールで伝えたその日から、1人でお昼の時間を過ごせるようになりました✨
お昼の時間の”④おしまい”もしっかり見える化したことで、自ら食堂を退出し席に戻ることができました!!(素晴らしい✨)
これらのお話から、見える化されたことで、不安が解消され自立に繋がったという点では、伊能パパも利用者さんも同じなんですよね(^^♪
⭐️人に聞いちゃダメなの?
もちろん、”人に確認する”ことができるのは大事ですね。
しかし、それがずーっと続くとどうでしょうか?
毎回、人に聞いてからやる生活を続けていくと、どうしても人頼りの生活になってしまいます。
そうではなく、ご本人にとって理解ができるスキル・強みを活かすことで、他者をアテにせず、安心して時間を過ごせるようになり、自立に繋がっていく!
そんな積み重ねが大切であると思っています✨
これからも利用者様の自立をサポートできるよう日々支援に励んでいきたいと思います✨
長い時間お付き合いくださり、ありがとうございました m(_ _)m