研修始まりました~利用者様受け入れに向けて~ 

皆さま、はじめまして。

この度、あきる野市二宮にあります「生活介護 笑(えみ)」 昭島市拝島町にあります「生活介護 笑(えみ)プラス」に続き

3つ目の生活介護として「笑スリー」 (あきる野市小川87-21)がオープンいたしました。 

笑スリーのサービス管理責任者の品川と申します。

まだ6月なのに暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今年は熱くなりそうですね。夏バテしないようにご飯をたくさん食べて、夏を乗り越えましょう!

 

利用者様体験受け入れに向けての取組み

6月1日のプレオープンからはや半月が経ちました。

職員も徐々に増えていき、いよいよ受け入れに向けた基礎研修がスタートしました。

初回は【ASD(自閉症)スペクトラムを知ろう~初級編~】  です。

本部事務局の若林さんより研修を受けました。

自閉スペクトラム症の発病率やコミュニケーションの特徴、日常の困難さなどスライドを使用しながら基礎を学びました。

 

 

普段使ってない言葉を体験してみよう!!

研修の中で ゲームを行いました。

ゲームについてご紹介します。

 

 

【アーギ!テクト】は建築士と労働者に分かれて建築物を立てるゲームです。

建築士は建築カードを見ながら指示し、労働者はその指示に従って建築物を作るという内容です。

 

「なーんだ。簡単」と言いたいところですが、

 

 

  私達は 原始人!!

 

原始人の【ジェスチャー】 と【言語】 しか使用できません。

 

資材の積み木には色が付いているため、

色=ジェスチャー

上下左右、回せ、かたむけろなどの指示=原始語  で伝えていきます。

 

さて、皆さん建築物を立てることができたのでしょうか?

※今回は時間の都合上、10分でどこまで完成できるか対決をしました。

 

伝える内容はこちら↓です

 

 

あるグループを覗いてみました。

 

 

 

建)肩をすくめる(ジェスチャー)

  ウグング マヌング (その資材を取って 前において)

労)前に置く

建)コンッ (テーブルを1回叩く=合ってますよ)

建)両手を頭の上に乗せるジェスチャー(赤の積み木)

  ウグング マヌング

労)取って 前に置く

建)カルング(回せ)

労)積み木の方向を変える

建)コンコン(違う)

  コンググ アクング (あげて たてろ)

 

 

 

 

ピピピピー   ここで10分経過してしまいました。

さあ、建築物は完成できたのでしょうか・・・

 

 

 

やはり、慣れないジェスチャーと言葉だけで伝えるのは難しかったようです。

 

 

 

 

一方で、もうひとつのチームは見事時間を残して、完成することができていました

 

 

伝えることの難しさ・受け取ることの難しさ

今回の研修では、普段使用していない言葉やジェスチャーで伝える、受け取ることの難しさを体験しました。

これから利用者様(重度知的障害・自閉症)を受け入れるに当たり、利用者様にあった環境を提供できるように、

研修を重ねていきます。

 

 

 

生活介護 『笑スリー』では、随時見学・体験を受け付けております。

お気軽にご連絡ください。